熊本市中央区桜町に建て替えが予定されている熊本市役所の本庁舎。その移転をまちづくりに生かそうと、専門家たちによる議論が始まりました。

これは熊本市が実施する新たな検討会で、まちづくりや防災に詳しい学識経験者など16人で構成されています。

市は、2028年度以降に新たな庁舎の工事に着手し、3~4年ほどでの完成を見込んでいます。

4月21日の初会合では、新しい庁舎の周辺だけでなく、熊本市の繁華街や熊本駅周辺との回遊性を向上させることや、これから10年先を見据えて議論することなどを確認しました。

この他、委員からは今の庁舎の跡地については「高級ホテルの誘致を希望する声がある」との意見も出ました。

今後、検討会は3つの専門分科会に分かれ議論を深めていくということです。