甘々娘の種はチリから輸入していますが、去年 収獲した種は試験栽培で発芽率が例年より悪く、農家の種の注文量も例年のおよそ4分の1に低下していました。

実際の栽培でも発芽や生育の遅れがみられたことから多くの畑でドルチェドリームなど他のブランド品種に切り替える対策をしたということです。

他の品種の生育は順調で、JA山梨みらいは甘々娘の収穫量が大幅に減っても、管内全体のトウモロコシの収穫量は去年に比べわずかな減少にとどまると見込んでいます。

なお甘々娘の大規模な生育不良は今年が初めてで、JA山梨みらいは来シーズンの栽培について地元農家と協議しながら検討することにしています。