任期満了に伴う七戸町(青森県)の町長選挙は、20日に投開票が行われ、新人の田嶋 邦貴 氏(63)が初当選を果たしました。新しい町長の誕生は16年ぶりです。
20日に投開票が行われた七戸町の町長選挙は、新人で町役場の総務課長などを務めた田嶋 邦貴 氏が5053票を獲得し、社会福祉協議会の会長などを務めた新人の浜中 幾悦郎 氏に3000票以上の差をつけて初当選しました。
田嶋氏は30年以上にわたって、町役場に勤務しました。
選挙戦では、七戸十和田駅周辺の賑わいの創出や、観光・商業振興の推進など町の特徴を活かしたまちづくりを進めることなどを掲げてきました。
新リーダーの誕生は16年ぶりです。
初当選 田嶋邦貴 氏
「次世代につながる町とうたってきたが、まさしく今ではなくて、次を見据えなければならない。持続可能な町づくりを考え、今の取り組みを進めていきたい」
投票率は58.26%で、選挙戦となった2009年を20.95ポイント下回りました。