8月に熊本県山鹿市で開催される「山鹿灯籠まつり」で奉納される、灯籠の制作開始祭が行われました。

山鹿市にある大宮神社では、灯籠師7人と関係者あわせて約30人が参加し、制作の無事を祈願しました。
奉納灯籠の本格的な制作を前に、灯籠師の田中久美子(たなか くみこ)さんが代表して和紙を切る「刃物入れの儀」が行われました。

山鹿灯籠は和紙と糊だけで作られ、国の伝統工芸品に指定されています。
今年(2025年)の山鹿灯籠まつりにあわせて28基の奉納灯籠が制作されるということです。

山鹿灯籠まつりは8月15、16日に開催され、ハイライトの「千人灯籠踊り」は16日に行われる予定です。