立憲民主党の野田代表は、党内で意見が分かれる消費税の減税をめぐる考えについて「4月下旬に始まる大型連休の前後には決めたい」という考えを示しました。
党内では、物価高や“トランプ関税”への対応策として、今年夏の参議院選挙の公約に消費税の減税を盛り込むよう求める声が相次ぐ一方、反対の意見もあり、議論が続いています。
これについて野田代表は20日、都内で取材に応じ、「党内で方向性が決まれば、あとは執行部の判断だ」として、4月下旬から始まる大型連休の前後に結論を出す考えを示しました。
立憲民主党 野田佳彦 代表
「(消費税の議論について)別に躊躇はしませんので、出てきたものはしっかりと判断しようと思っていますので、連休明けなのか、前になるかわかりませんけども、段取りが終わったらすぐに決めたい」
また野田氏は、石破総理がけさ出演したテレビ番組で、与党が検討する▼電気・ガス代の補助や、▼ガソリン価格の引き下げに意欲を示したことについて、「抽象的な話はあったが、補正予算を出すのか、出さないのか、どこまで具体的に考えているか、よくわからない」と指摘しました。
そのうえで、「赤字国債を発行せず、財源を示したうえで補正予算を作るべき」と述べ、いまの国会で補正予算案を編成するよう改めて求めました。
注目の記事
「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い









