日米の関税交渉に臨んだ赤沢大臣が帰国し、トランプ氏の出席は“寝耳に水”だったと話しました。また、日米双方が用意した“お土産”や会談の中身も少しずつ明らかになっていて、トランプ氏は在日米軍の駐留費への不満を示したということです。
「パジャマで凄い勢いですっ飛んできて携帯見せられ『ええっ!?』」

“格上”のトランプ大統領が交渉に乗り出してくることは、「寝耳に水」だったようです。
赤沢亮正 経済再生担当大臣
「外務省と経産省の幹部2人がパジャマで凄い勢いですっ飛んできて、何が起きたんだろうと思ったら、『こういう情報があります』と携帯を見せられた。
まさに今回の協議にトランプ大統領が『自ら参加する』とSNSでの発信があったと。『ええっ!?』」
18日午後9時ごろ、自民党のYouTubeチャンネルでこう話したのは、アメリカから帰国した赤沢大臣。

トランプ大統領との会談後、自身を“格下”と謙遜していました。
赤沢亮正 経済再生担当大臣(18日午後8時半ごろ)
「格下発言についてはそれは事実。『トランプ大統領と私が同格である』と思っている人が誰かいるのか、いないと思います。
トランプ大統領と比べて格下の私ではあるが、協議の場においては相手が格上の大統領でも言うべきことは当然言うということを、きちんと実践してきている。そのうえで何か問題がありますでしょうかというふうに思う」
会談で、何が話し合われたのか。その中身が少しずつ、明らかになってきました。