青森県内各地でサクラの開花の便りが聞こえるなか、五所川原市では一足早くウメの花が見頃となり、訪れた人は春を告げる花と甘い花の香りを楽しんでいました。

五所川原市神山の「津軽フラワーセンター」は、標高142mの小高い山で、約18ヘクタールの自然公園です。

園内には、8品種・約1400本のウメの木が植樹され「北限の梅林」と呼ばれています。

色鮮やかに咲くウメの花と、残雪の岩木山の共演は春の絶景として訪れた人を楽しませています。

公園の管理を委託する長橋地区住民協議会によりますと、この冬は大雪で倒木や枝折れが多く確認されました。それでも斜面に植えられたウメの花は爛漫と咲き誇り、「紅梅」を追うように「白梅」も咲き始めました。

訪れた人
「濃いピンク色できれい。初めて来たんです。農作業が忙しくて、その合間に来た。うきうきします」

訪れた人は、梅の花の甘い香りが漂うなか園内を散策し、春の息吹を楽しんでいました。

4月23日~25日までは「梅まつり」が開催されます。