「年金の払い戻しがある」などとウソをつき、ATMを操作させる手口で、長崎市の女性ら2人が17日、現金50万円をそれぞれだまし取られました。今月に入り、還付金詐欺が急増しているとして長崎県警が注意を呼びかけています。
被害にあったのは、長崎市に住む60代の女性ら2人です。長崎県警によりますと今月17日、被害女性2人の自宅の固定電話に「年金の払い戻しがある」などと男から電話がありました。
被害女性2人はそれを信じ、金融機関に設置されたATMコーナーに行き、携帯電話で通話しながら男の指示に従ってATMを操作して、現金50万円をそれぞれ振り込みだまし取られたということです。
長崎県内では、今月12日にも、長崎市の60代の女性が同様の手口で現金50万円をだまし取られるなど、今月に入り還付金詐欺事件が急増しています。
県警は「還付金(払戻金)があるからATMで手続きを」は詐欺だとして注意を呼びかけています。