青森県内に訪れた桜前線は、足早に下北地方にも到達しました。むつ市の「水源池公園」で、園内のソメイヨシノが開花しました。
18日午前11時ころ、むつ市の「水源池公園」を訪れた山本知也 市長は、園内に植えられた2本の標準木のうちの1本で、数輪のサクラの花がほころんだとして、市として開花宣言をしました。
むつ市 山本知也 市長
「本日ここにむつ市のサクラの開花を宣言いたします」
約200本のサクラの木がある「水源池公園」のサクラの開花は、2024年より2日遅いものの、平年に比べると4日早いということです。
また、2024年に確認された野鳥が花芽を食べてしまう被害についても、いまのところ影響は確認されていないということです。
むつ市 山本知也 市長
「今年は非常に花芽の多い状況になっているので、たくさんのサクラが満開に咲いてくれると思う。ぜひ市内外からサクラを見に来てほしい」
市内では、19日から「水源池公園」と「早掛沼公園」を会場に、「むつ桜まつり」が開幕することになっています。
民間の気象情報会社ウェザーニューズによりますと、「水源池公園」は4月24日、「早掛沼公園」は4月25日にサクラが満開となる見通しだということです。