青森県弘前市の「弘前公園」で、待望の「ソメイヨシノ」の開花の便りが届きました。さくらまつりは18日に「開催記念セレモニー」も開かれ、観光客が春色に染まり始めた公園を満喫しています。

16日に開幕した「弘前さくらまつり」は、18日、弘前公園の本丸で「開催記念セレモニー」が開かれました。

18日は、午前10時過ぎに最高気温が2025年で一番となる20.7度を観測した弘前市。

まつりに文字通り“華”を添えるかのように、待望の園内の「ソメイヨシノ」の開花が発表されました。平年より4日早く、2024年より4日遅い開花です。

また、18日は「外堀全体」と「西堀西側」のソメイヨシノも開花となりました。

観光客
Q.さきほど開花しましたが?

「いい時に来ました。いつ来てもきれいで、八重桜も咲いてきれいでした」

弘前市 公園緑地課 桜守 橋場 真紀子さん
「今年は枝折れなどで園内が荒れた状態だったが、作業員や業者がみんなで開催に向けてがんばってきた数か月だった。桜が咲いて、より『さくらまつり』を楽しんでいただける下地ができた」

弘前公園では19日に、「西堀の桜のトンネル」の開花が予想されていて、園内は次第に春色に染まっていきます。