長崎県壱岐沖で18日午後、ラリー大会に出場予定だった外国籍のヨットが航行不能となり、海上保安部の巡視艇がヨットを安全な港にえい航しています。

壱岐海上保安署によりますと、18日の午後3時15分頃、壱岐沖の海上を航行中のヨットが「プロペラにロープが絡まり、航行できなくなった」と関係者から通報がありました。

ヨットに乗っていたのはアメリカ人1人で、けがはなく、船への浸水や油の流出もないということです。

通報を受けた壱岐海上保安署は、巡視艇「いきぐも」を出動させ、安全な港に曳航しているということです。

ヨットはラリー大会に参加するため、壱岐に向かっていたとみられていて、海上保安部が詳しい事故の原因などを調べています。