身近な資源を活用した地域おこしに期待が寄せられます。

愛媛県伊予市内の児童が地元の山に自生するヨモギ採取に挑戦しました。
今後、あられの原材料に活用されるということです。

ヨモギの採取に挑戦したのは、愛媛県伊予市立中山小学校の児童およそ20人です。
最初に地元の人からヨモギは、葉っぱの部分を採取することなど説明を受けました続いて、児童らは山に入り自生しているヨモギの採取に挑戦しました。

児童ら
「楽しい」

「根っこごと採っちゃうから難しい」

およそ1時間のうちに収穫されたヨモギは計測されたあと、地域の大人たちが、商品として使うことのできる葉の部分だけを選り分けていました。

参加した町民
「結構頑張って、教えたように採って、分からない子は引っ張って採ってたけど、それなりに頑張ってた」

18日採取されたヨモギは、愛媛県西条市内であられの製造を手掛ける会社に持ち込まれ、原材料として活用されることになっていて、来月下旬に児童たちが試食するということです。

愛媛県伊予市の担当者によりますと、今後、中山町内で採取されたヨモギを使ったあられを商品化し、ふるさと納税の返礼品に加えることも検討しているということです。