骨髄移植について理解を深めてもらおうと大分県庁で18日骨髄バンクの登録説明会が開かれました。
骨髄バンクは白血病などの患者に骨髄を提供する仕組みです。ドナーに登録すると適合する患者が見つかった際に提供の協力を求められます。
18日は県庁で骨髄バンクドナーの登録会が開かれました。県によりますと、2023年3月の時点で県内のドナーの登録者数は3848人。コロナ禍前と比べて400人以上減少しています。
(日本骨髄バンク工藤瞳さん)「1人の協力で誰かの命が1人救える。大きなボランティアへの勇気をもって登録し協力してくれる人が増えるといい」
県内すべての市町村では骨髄提供にかかわる処置で仕事を休んだ人を対象に助成金を支給しているほか、県は企業などを対象にしたドナーの休暇制度の導入を推進しています。