広島県福山市鞆町には3月トンネルが開通しました。福山市は、まちなかの交通量を抑えるため、駐車場の再編を検討していることを明らかにしました。

福山市 枝広直幹市長
「鞆の町中あるいは町の周辺にある、3つの駐車場。そういう駐車場を再編して、外に出す」

3月「鞆未来トンネル」が開通し、町中の交通量が減少することが期待されています。しかし、鞆町内には市鞆の浦歴史民俗資料館や市営渡船場のそばなどに3つの駐車場が残っていて、観光客を誘導してしまう懸念があります。

市は3つの駐車場で、車両台数の削減を図り、住民利用を制限しない方針で、地元と協議を進めているということです。

今後、県が実施するトンネル開通後の交通量調査も踏まえ検討します。

再編時期は未定ですが、枝広市長は、鞆町東側に設ける駐車場などの拠点施設が供用開始予定の2027年度を目安としながら地元と協議する方針を示しました。

県による最初の交通量調査は、4月23日に町内8か所で予定されています。