髪を明るくネイルもOK 校則変えた学校も

不登校を防ぐため、「身なり」を自由にした学校がある。

佐賀県の中高一貫校「東明館中学校・高校」では、制服の着方や髪型など23ページにわたる校則があったが、制服と私服を選択制に変えた。

制服を着ている生徒もいれば私服で授業を受けている生徒もいる。

この日は、新しい校則の試行期間だったが、生徒たちは、髪を染めたりネイルをしたりと思い思いのおしゃれを自由に楽しんいるように見えた。

「制服の束縛感、なくしたかった」

校則を見直したのは、教員ではなく生徒たちだ。

中学と高校の有志の生徒たちが話し合い、周りに迷惑をかけないことなどを前提に「身なりの自由化」を決めた。

校則を考えた生徒
「制服に対する束縛感はあると思うのでそこを取りはらってみました」

みんなの好きな服装見て「もっとその人のことを知りたい」と思う

身なりが自由になったことを、生徒たちはどう感じているのだろうか。

生徒
「学校に前より行きたいっていう気持ちになるし、勉強に取り組みやすい格好、自分の体にあったしやすい服装ができるので、より勉強に集中できるし、みんなの好きな服装が知れて、『もっとその人のことを知りたい』っていうコミュニケーションの第一歩にもなるかなと思います」