物価高によって経済的に打撃を受け、支援を求める家庭が増える中、そうした人々を支えるフードバンクの運営にも影響が及んでいます。寄せられる寄付は、多かった時の“100分の1”に… 支援現場の今を取材しました。

新潟県三条市で4月5日に開かれた「フードパントリー」。
この「フードパントリー」は、ひとり親家庭などの子どもを対象に無料で物資を提供する場で、コメや飲み物、おむつなど、生活に欠かせない食料や日用品が並びます。会場には、2日間でおよそ700世帯が訪れました。

利用する母親
「生活になくては困るというか…今物価が高いので、助かります。本当に…」
「物価高がじわりじわり…スーパーのレシートを見て『これしか買っていないのにこんなにしたのか…』。物価が上がっていくばかりなので、削るのも限界が来ているかなって」

家計に押し寄せる『物価高』の波…
支援に奔走するのが“フードバンク”です。