昔は当たり前だった「ケンケン乗り」 実は危険!?

山形キャスター:
続いては、自転車の乗り方についてです。

JNNがスーパーの買い物客を対象に、どうやって自転車に乗っているか2時間調べたところ、30人中17人が、またがってからこいでいました。そして、残りの13人が“ケンケン乗り”をしていたということです。

ケンケン乗りとは、左足をペダルに乗せ、右足で地面を蹴って乗る方法ですね。

木下ゆーきさん:
僕は日常的に意識せずケンケン乗りしています。

出水麻衣キャスター:
私はケンケン乗りできないです。

木下ゆーきさん:
えっ、できないんですか!?

井上キャスター:
出水さんもやったらできますよ、やっていないだけで。

出水キャスター:
やっていいのかな…。

山形キャスター:
明治32年、自転車の乗り方の本「自転車乗用速成術」では、ケンケン乗りが「右の足をもって地を踏み、地を踏むと同時に地を蹴りて徐々に自転車を先方へ回転せしむべし」と、正式な乗り方として紹介されていました。

しかし、現在は「危険な乗り方」と注意喚起されています。

日本自転車普及協会 自転車文化センターの森下昌市郎さんによると、昔は自転車が重たく、電動アシスト自転車などがなかったため、ケンケン乗りは力の弱い女性が助走をつけるための乗り方でした。

ただ、現在は自転車が軽量化されています。それから、電動アシスト自転車はペダルに足を乗せると急発進するため危険ということで、東京都でもケンケン乗りについて注意喚起しているということです。

井上キャスター:
サドルが高い自転車ではケンケン乗りもいいと思いますが、今はあまりそういう自転車がないという理由もあるのかもしれないですね。

木下ゆーきさん:
僕は電動アシスト自転車には乗ったことがないのですが、ペダルに足を乗せたら進んでしまうケースがあるんですね。

井上キャスター:
驚くくらいパッといきます。

木下ゆーきさん:
それはもう、子どもを乗せているときなどは本当に危険ですね。

井上キャスター:
そういう事故もあります。

出水キャスター:
ルールを知っておくことは大事ですね。

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<プロフィール>
木下ゆーきさん
タレント・子育てインフルエンサー 3児の父
子育てモノマネ動画が人気 絵本「はぶらしロケット」出版