TUYが取材しお伝えしている児童虐待の刑事裁判。判決が出たとお伝えしたところ、ネット上には様々な声が噴出しました。

その多くが、いやネットに書かれているすべてが、怒りと言っても過言ではありませんでした。
「日本の性犯罪に対する刑期が短過ぎると常々思っています。取り分け親子間なんて、更に重くすべきです。最低でも懲役20年くらいにはして欲しい。次の選挙、そういう声を上げてくれる政治家はいないものか」
「実の娘にそんなこと出来る人は、社会に適応出来ないと思うし、一生塀の中でいい。塀の中での生活費さえ無駄に感じるほど」
また、記者が判決について”重い”と書いたことにも批判が出ました。
「重いと言うなら日本も終わってますね。性犯罪が減らないわけですよ。命を取ったわけではないからとでも言いたいのか。 心の殺人ですよ」
「軽すぎます。大人なら7年なんてあっという間。被害に遭った子は、親から逃げられないし、一生苦しむのに…。 児童への性加害は、最低でも無期懲役にしないと安心して暮らせない。 生かす費用も無駄ですが・・・」
記者が判決を重いと書いたのは、あくまで司法手続きに照らしての話。検察が求刑したものに満額回答に近い判決を出したことを指したものでした。先の記事にも書きましたが、私的な感情としては重いとは思っていません。
さて、このように怒りが噴出した裁判とはどのようなものだったのか。世間に問題を提起する意味で、改めて見ていきたいと思います。