弘法大師の命日 旧暦の3月21日に合わせて山口市南部の秋穂地域で八十八か所の霊場を巡る「お大師まいり」が始まりました。
「秋穂八十八か所」は242年前、地元の寺の住職が四国八十八か所を巡り、札と砂を持ち帰って霊場をつくったのが始まりとされています。
毎年、県外からも含めおよそ150人が参加するということです。
吉冨冴 記者
「きょうとあす、秋穂地域で行われているお大師まいりです。道の駅『あいお』からはこちらの方が参加されます」
えびっち
「こんにちは。道の駅「あいお」のえびっちです。よろしくお願いします。時間があれば皆さん来てくださいね」

エビの妖精をイメージした道の駅「あいお」の人気者「えびっち」です。
「えびっち」に出会うと道の駅で景品と交換できる「引換券」がもらえます。

参加者は瀬戸内海に面した秋穂の景色や、各霊場で用意されている「お接待」を楽しみながら歩いていました。
山口市内から参加
「霊場が開放されるっていうことを聞いて来ました」
秋穂地域交流センターには、歩いて回ることが難しい人のために各霊場の砂が置かれていて、踏むと心身を清められるという「お砂踏み」もできます。