全国的に感染が広がっている「百日せき」について、大分県内でも直近の1週間に7人の感染が確認され、県が注意を呼びかけています。

百日せきは激しい咳が特徴で子どもを中心に広がる細菌感染症です。免疫の弱い乳児が感染すると重症化するリスクが高まり最悪の場合、死に至ります。

4月6日までの1週間に全国の感染者は722人と過去最多となっていて、県内でも4月13日までの一週間で7人の感染が確認されました。

今年に入ってからの県内の感染者数は11人で、すでに去年1年間の3人を超えていて隣県の宮崎や福岡では累計で300人を超える患者が確認されています。

百日せきはせきやくしゃみによる飛沫が主な感染経路で今後、大型連休を迎えて拡大が懸念されることから県は消毒や手洗い、マスクの着用などの対策を呼びかけています。