歯科衛生士を目指して臨床実習に臨む専門学校の学生がキャンドルに火を灯し、医療現場に携わる心構えを新たにしました。

3年間で歯科衛生士の国家資格取得を目指す、大分市の大分歯科専門学校では3年生27人が17日臨床実習を前に戴灯式に臨みました。

この式はナイチンゲールがクリミア戦争で暗闇の中でもろうそくを灯し、負傷兵の看護にあたった逸話から、医療に携わる者としての志や、責任感を高めようと5年前から行われています。

式では学生を代表し柏田葉瑠さんが「医療の現場で対応できる力を身につけたい」と決意表明しました。

(3年生)「患者さんに優しく寄り添いながら、めげずに頑張って行きたいと思います」「3期の実習と国家試験も待っているので、この1年間は気を引き締めて頑張っていこうと思います」

学生は4月21日からおよそ2か月間、大分市内の歯科医院などで実習にあたります。