17日の岩手県内は高気圧に覆われ、各地で気温が上がりました。

(吉田記者リポート)
「あたたかな春の陽気に誘われて、石割桜も一斉に花をほころばせました」

盛岡市も数日続いた雨が止み、満開を迎えた石割桜に多くの花見客が訪れました。
盛岡地方裁判所の敷地内にある国の天然記念物・石割桜は11日に開花が確認され、17日は8割以上の花が咲きそろい、満開を迎えました。

また、盛岡では最高気温が2025年最高の19度を記録し、絶好のお花見日和となりました。
石割桜の周りには多くの花見客が詰めかけ、写真を撮るなどしながら思い思いにサクラを眺めていました。

(盛岡市内の男性は)
「最高です。今日を狙って来ました。私はもう65歳になりますけどずっと(石割桜を)見て育ったので無くてはならない木です」

(外国人観光客は)
A「スイス(から来た)」
B「とても良い気分。とても美しいし、スイスではそんなに多くのサクラの木はないから」
親子連れの姿も多く、子どもたちは満開のサクラを前にうれしそうな様子でした。

(親子連れは)
子「楽しかった きれいだった」
母親「うれしいですね、春を感じられました」

17日の県内は高気圧に覆われて各地で気温が上昇し、最高気温は山田と宮古で22度、釜石で21・9度久慈で21・5度などと4月下旬から6月下旬並みの暖かさとなり、県内34の観測地点のうち20か所でことし最高の気温を観測しました。

18日は県内全域で雨の予報となっていて、お花見は19日以降にお預けとなりそうです。