米子こどもクリニック 田本直弘理事長
「赤ちゃん、特に2歳ぐらいまでは、おしっこが膀胱に溜まる、溜まった途端に反射で出ちゃうんですよ。
なので、これを本当におむつなしにしようと思うと、保護者の方の負担が大きすぎるんじゃないかなっていうのは思います。」
今は紙おむつメインで、おまるは使っていないという岡さんと七菜ちゃん。

岡里美さん
「お風呂とか床、土間とか、拭いたり洗ったりできる場所だったら(おしっこ)しちゃってもしょうがないなくらいの感じで、日によって、気分によっても色々あると思うので、それに合わせてやるみたいな感じです。
そこは無理させないっていうのはすごく決めてる。マニュアル通りにやらなきゃとかそういうのじゃなくて、子どもの成長や発達に応じてやれたらいいのかなと思っています。」
米子こどもクリニック 田本直弘理事長
「メリットを感じて始めても、『これをやらなきゃいけない』っていうふうに思い込んでしまって親御さんのストレスになってしまうと、せっかく取り入れたものもマイナスになっちゃいますので。
負担のない範囲でニコニコやってられるような形でしていただくのがいいんじゃないかなと思いますね。」
「おむつなし育児」に関わらず、SNSやインターネットには育児に関する多くの情報があふれる今の時代。
親自身がそれに追い詰められないようにSNSと程よい距離感を保ち、家庭に合った取り入れ方をすることが重要だと、田本医師は指摘します。