家族などに感染者が出た場合

◆感染者が使用した食器は洗剤などで十分に洗浄後、熱湯(85℃以上)で1分以上加熱か、塩素系消毒液に浸して消毒する。

◆ドアノブなども塩素系消毒液で消毒し、金属の腐食を防ぐため消毒後に拭きとる

◆感染者が嘔吐した場合
・マスクとゴム手袋をして吐しゃ物をペーパータオルなどで広く覆う
・塩素系消毒液をたっぷりかけて10分以上放置し、ウイルスを失活させる
・ペーパーごと土砂物をゴミ袋に入れ、塩素系消毒液で拭く
・マスク・手袋も捨てる

ノロウイルス+細菌性の食中毒 W流行に注意

6月はO‐157、カンピロバクター、サルモネラ菌など、細菌性の食中毒が増える時期です。

気象予報士 森朗氏:
1か月予報を見ると、平均気温も向こう1か月高いので、場合によっては6月の気候が前倒しになってやってきます。
ノロウイルスの流行が終わらないうちに、細菌性の食中毒が増える可能性があります。

伊藤院長:
ノロウイルスは90度レベルで90秒とか相当熱くしないと死滅しないということは、今ぐらいの気温だとノロウイルスにとっては生き延びられるんですよね。
生き延びられる期間が多少短くなっても、これだけ高いピークを作った後ですから、まだまだ高い水準で感染者がいるということです。

これからの時期は、ノロウイルスによる食中毒・細菌による食中毒、ダブルの流行に注意が必要となりそうです。

(ひるおび 2025年4月16日放送より)