早くもさくらんぼの話題です。山形県寒河江市でハウスさくらんぼの出発式が開かれました。今年は生育や色づきも良いということです。

JAさがえ西村山管内で生産されたハウスさくらんぼの出荷は、3月下旬から徐々に始まり、早生品種の紅さやかや、主力品種の佐藤錦など一日100キロから130キロが関東方面に出荷されています。

きょうは、ハウスさくらんぼの出発式が開かれ、さがえ西村山管内4市1町の首長やご当地キャラクター、生産者などおよそ50人が参加しました。

いよいよ本格的な出荷が始まりますが今シーズンの生産は例年以上の苦労があったということです。

さがえ西村山さくらんぼ部会・大沼 喜一部会長「今年度の方が雪が多かったので寒さも続いたコスト的には(燃料費など)倍近くかかってる」

しかし、生産者の努力で生育が良く、価格は平年並みの100グラム1000円から1100円ほどで販売されるということです。また、実も色づきが良く、良い味に仕上がっているということです。

さがえ西村山さくらんぼ部会・大沼 喜一部会長「今年は(出来が)いいと思いますよ。家族の中で語らいながらニコニコして食べていただきたい。さくらんぼの色のように」

ハウスさくらんぼの出荷のピークはゴールデンウィーク頃で5月下旬まで出荷されます。