今週後半、東京などでは連日「夏日」となる見込みです。冷房の出番も近そうですが、故障を避けるためには、「エアコンの試運転」が重要ですが試運転に適した条件があるようです。

エアコンの試運転 今が最適

井上貴博キャスター:
気象庁は4月12日~5月11日までの1か月予報を発表しました。平均気温は北日本や東日本を中心に気温が高くなるとみられています。

河津真人気象予報士は「関東内陸は今週にも30℃に達する可能性がある。“夏のウォーミングアップ”はもう始まっていて、例年よりエアコンの出番が早まりそう」といいます。

そろそろエアコンの試運転を実施しないといけないようです。空調メーカーのダイキン工業では試運転を行うのに適した気温やタイミングを分かりやすく把握できる目安として、「夏のエアコン試運転指数」を発表しています。

【夏のエアコン試運転指数(ダイキン工業より)】
26℃以上:急いで実施
熱中症が心配される室内環境になる可能性
・23~25℃:最適な時期
・21~22℃:適した時期
・20℃以下:不向き
→冷房が作動しなかったり、すぐに止まってしまう

18日の全国の予想最高気温をみると、すでに試運転に適した時期に入っている地域があります。

【4月18日(金)予想最高気温】
東京:27℃
福岡:26℃
・新潟:25℃
・大阪:25℃
・仙台:22℃

スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
3月下旬ごろ、すごく暑かったので冷房をつけました。ウォーミングアップなしでつけたので結果的に試運転になりましたね。

山形純菜キャスター:
今まで試運転をしたことがなく、去年エアコンをつけたときに水が出てきたので今年はしっかり試運転をしようと思います。

井上キャスター:
室外機から水が出るのは問題ないのですが、“室内機”から水が出るのは故障の可能性があるので注意をしてください。