物価高などの対策として「現金給付」や「減税」の案が浮上しています。与野党で議論が活発化する中、国民はどちらを求めているのでしょうか。
物価高「現金給付」か「減税」か 現金給付“バラマキ”の声も

井上貴博キャスター:
政府の物価高対策「現金給付」か「減税」か、街のみなさんに聞いたところ、「減税の方が良い」と答えた人は97人中93人でした。
減税派の理由として
「スーパーでは何でも高くて物価高は落ち着きそうにないから」
「子どもの成長に合わせて洋服などを買わないといけないので」
といった声がありました。
一方で、現金給付は「バラマキ」という、ネガティブな意見が多くありました。
ハロルド・ジョージ・メイさん:
減税派が97人中93人もいることに驚きました。これは感じ方だと思います。「現金給付」は手渡しではなく口座振り込みなので、「口座に入っていたのかな」という感じになりますが、「減税」は長期にわたって行われるので、毎日の買い物で「ちょっと安くなったね感」が出ると(現金給付より)感じ方が違うと思うんです。だから私も「減税」の方がいいと思います。
出水麻衣キャスター:
これだけいろいろ取り上げられると、「減税」か「現金給付」かどちらかは絶対実行されるのだろうと刷り込まれるので、実際に実施できるのか日に日に気になってきます。