■時系列でみていく

山形市教育委員会によりますと、誤送信が起きたのは4月7日。学校では午前中に始業式が行われていました。

午後、児童らが帰った後、教員の1人から校長と教頭に相談がありました。PTA役員の選出に関する名簿の紙を配れなかったというものでした。

PTA役員の選出まで時間がなかったことから、校長は特例としてこの資料をメールで送信することを許可しました。

これをうけ教員はメールの準備をし、教頭から表題や本文のチェックを受けました。

しかし、この時、添付しているデータについては確認がとられませんでした。

そして、午後2時40分頃、教員が学年の保護者全員にあててメールを一斉送信します。