13日に開幕した大阪・関西万博。初日のオープニングに華を添えたのが「第九」の大合唱です。
この「1万人の第九」に参加した宮崎学園高校と中学校の合唱部の生徒たちに密着しました。

事前練習は全国の高校生200人以上と 「音圧がすごくて、楽しかった」

ついに開幕した大阪・関西万博。
初日の13日は14万人を超える人が訪れました。

万博のシンボルとなっている1周2キロの大屋根リング。
ここで万博のオープニングを飾ったのが1万人による「第九」の合唱です。

この記念すべきイベントに県内から参加したのが、宮崎学園高校と中学校の生徒たちです。

本番前日の12日、第九に参加する20人の生徒たちが事前練習のため大阪入りしました。

(宮崎学園高校合唱部 上村 心部長)「楽しみます」
(生徒みんな)「いぇーい!」

練習には全国の高校生200人以上が参加。

講師が、生徒たちに歌詞の意味を教えながらドイツ語の発音や音の伸ばし方などを指導しました。

全国大会常連校の合唱部も参加する中、宮崎学園の生徒たちは各校と自分たちの響きが交わったことに感動したようです。

(宮崎学園高校合唱部 上村 心 部長)
「この人数で音圧がすごくて、楽しかったです。これにつきます」

(アルトパートリーダー 木宮楽乃さん)
「1万人という人数には及ばないけど、すごい雰囲気が感じられて楽しく歌うことができました」

(副部長 島中瞬空さん)
「他校の声に最初は圧倒されたんですけど、私もどんどん楽しんで歌うことができたのでよかったです」