14日午前4時すぎ、福島市黒岩で電線や電柱を焼く火事があり、約1100軒が停電しました。東北電力ネットワークによりますと、原因は、電柱に作られた「カラスの巣」とみられています。カラスの巣は、放置すると停電につながるおそれがあるため、10日にも福島市で撤去作業が行われていました。
春先に繁殖期を迎えるというカラスは、ヒナを見守りながらエサを見つけるため、電柱のように見晴らしの良い場所に巣を作る習性があります。
浦部智弘アナウンサー「撤去されたばかりのカラスの巣ですが、巣の材料に木の枝以外にハンガーなども使用されています」

ほかにも、巣の中には農業用の資材など電気を通しやすいものが混ざっていることもあり、それが電柱の充電部に触れると停電につながるおそれがあるといいます。