自分の近くに雷雲があるか、スマホでチェックを

防衛大学校 小林教授:
2024年の宮崎の時もですが、曇天で雨も降っていない。雷の音も聞こえていない、雷鳴も見えていないという中で突然起こってくるので、今回のような事故に繋がります。

そういう意味で皆さんも注意はしているけれども、防ぎきれない部分もあります。ただ、今は自分の近くに雷雲があるかどうか、周りの状況をスマホでチェックすることができます。そういうものを常にチェックしていれば、自分の方に雷雲が近づいてくるかどうかは、比較的把握しやすくなっています。それを利用するのが一番良い方法だと思います。

日比キャスター:
気象庁などからでも、注意報などマップで見ることもできますから、そういうのを逐一チェックすることで防げるのでしょうか。

防衛大学校 小林教授:
特に天気予報で大気が不安定、あるいは寒冷前線が通過するという予報が出たときに、特に屋外でのイベントやスポーツをやっていたら、先生や責任者の方は常にモニターするというのが一番大事になってくると思います。

日比キャスター:
「春こそ注意」と何度もお伝えしたいところです。