福島県郡山市の新たなリーダーを決める市長選挙が、13日に告示されます。それを前に、立候補を予定している4人が、公開討論会に臨みました。

4月20日に迫った郡山市の市長選挙。13日の告示を前に、立候補を予定している4人が討論会に臨みました。「経済県都」とも言われ、県内経済をけん引する郡山市ですが、若者の流出の問題は、差し迫った課題となっています。

これに対し、会社経営者の高橋翔(※高ははしごだか)さんは。

高橋翔さん「郡山市立大学をつくるぐらいのインパクトが必要。豊田貯水場の利用としても、街の中心地にあるだけだいぶ違う。大学があることによって、採用する企業もこの地に本社、支店を置くなり様々な就職先があれば」

元県議会議員の勅使河原正之さんは。

勅使河原正之さん「ひとつは魅力ある企業の進出、企業誘致を促進させるということ。もうひとつは市内で魅力ある企業が、意外と知られていない企業がいっぱいある。中小企業を若い人にどんどん知らせる」

元県議会議員の椎根健雄さんは。

椎根健雄さん「いま民間医療機関、郡山市ほど充実しているところはない。そういった医療機関の皆様と連携を取りながら、例えば健康医療先進都市みたいな形で医療を中心として、若い方々に就職をしていただいたり、若い人たちが住むことによって年を重ねた年配の方々も安心して暮らせる、そういった流れをつくっていきたい」

元国会議員秘書の大坂佳巨さんは。

大坂佳巨さん「人間の基本は食糧とエネルギーの自給、それを東京の真似、東京と同じような会社に就職したり企業誘致したりするのではなくて、郡山の地の利を生かして食糧をつくる食糧産業エネルギーをつくることが磐梯熱海の地熱発電でできると思う」