仙台市宮城野区の宮城県消防学校で行われた入校式には、18歳から25歳までの新人消防士89人が出席しました。

入校した消防士のうち、女性は7人で過去最多です。

式では、大内伸(おおうち・しん)学校長が「宮城の安全安心を守る真の消防人として成長することを強く希望します」と激励しました。

その後、入校生代表として阿部竜也さんが宣誓しました。

仙台市消防局・阿部竜也さん
「消防の任務遂行に必要な知識技能の習得に一意専念することを固く誓います」

仙南地域広域行政事務組合消防本部・庄子花恋さん
「消防官は男性の仕事というイメージがあるので、女性だからこそ女性や子どもに寄り添える消防官になれると思うので、その点を頑張りたい」

新人消防士は、1年間、寮で生活しながら消火や救助活動の基本的な知識や技能を身に着け、2026年3月に宮城県内11か所の消防本部に配属されます。