鹿児島県三島村の硫黄島で今年1月に起きた山林火災で、出火原因になったとみられる橋の補修工事を請け負った業者に対して、村が損害額294万円余りを請求したことが分かりました。

硫黄島では今年1月、橋の補修工事で出た火の粉が原因とみられる山林火災が発生し、5日後に鎮火しましたが、山林6万3000平方メートルが焼けました。
けがや住宅への被害はありませんでした。

三島村によりますと、消火活動にあたった島の消防団員12人の出動手当や、本土から応援に入った消防車8台の輸送費などあわせて294万円余りについて、工事を請け負った鹿児島市の建設業者に請求しました。

業者は責任を認め、今月中に支払うことで村と合意したということです。
また、火災でガードパイプが125メートルにわたって焼損しましたが、業者が自費で補修するとしています。

橋の補修工事は、消火器を増やすなど火災防止の対策をとった上で先月完了していて、三島村は「工事中の火災防止についてチェックや指導を強化したい」としています。