宮崎県は、都城市で見つかった死んだ野生のイノシシについて「豚熱ウイルス」の遺伝子検査を行った結果、陽性が確認されたと発表しました。

県によりますと、9日、都城市で見つかった死んだ野生のイノシシについて、10日、県の家畜保健衛生所で豚熱ウイルスの遺伝子検査を行ったところ陽性が確認されたということです。

現在、国の検査機関で詳しい検査が行われています。

豚熱は、豚とイノシシへの強い感染力と高い致死率が特徴で、家畜伝染病に指定されています。

県は、11日午後5時から対策本部会議を開くことにしています。