
工藤選手は、今月2日に体調不良を訴え、翌日に医療機関を受診したところ、水頭症と診断され入院しました。
今月11日には手術を受け療養していたところ、容態が悪化し、17日からICU・集中治療室で治療に専念していましたが、テゲバジャーロ宮崎は21日の午後2時50分に工藤選手が死去したことを明らかにしました。
元日本代表の工藤選手は、今シーズン、テゲバジャーロに加入し、FWとして21試合に出場していました。
■株式会社テゲバジャーロ宮崎 二村恵太 代表取締役社長コメント
私たちの大切な仲間である工藤壮人 が息を引き取りました。工藤選手を応援するサポーターや関係各所の皆様から、多くの励ましのメッセージをいただいたこと、クラブを代表し、御礼申し上げます。
工藤選手は J1 で活躍し、日本代表にも選ばれるなど、非常に実績がある選手です。それにも関わらず、驕りなどは一切なく、自分のことだけでなくチームメート、クラブ、そしてサポーターのことを大切にする素晴らしい姿勢の持ち主でした。クラブスローガン「真摯」をまさに体現してくれる存在でした。
そのような選手のあまりにも早い逝去は、無念で残念でなりません。
選手、スタッフ、クラブ一同はまだ気持ちの整理ができない状況もございますが、工藤選手が宮崎に、クラブに残してくれたものを大切に引き継ぎ、精進して参りたいと思います。そして、工藤選手が信頼してくれたクラブをより良いクラブにすることで、少しでも恩返しして参りたいと思っております。工藤選手、テゲバジャーロ宮崎に来てくれて、力になってくれて、本当にありがとうございました。