鮮やかな黄色の菜の花と、淡いピンクのサクラが目を引く花見山。春の花々が顔を覗かせる福島市の花の名所です。

平岡沙理アナウンサー「きょうは曇り空ですが、どんよりとした天気を彩ってくれる花見山公園に散策に行きます!」

花案内人の齋藤義久さんに案内してもらいました。まず見えてきたのは、ソメイヨシノです。

齋藤さん「5分~7分咲きくらい。もう少しで満開になるところですね」

サクラを代表する品種「ソメイヨシノ」。齋藤さんによると、ここ最近の暖かさもあって、今週末には満開になる予想だということです。さらに進むと、春を告げる花々が出迎えてくれました。

Q.この赤いお花はなんですか?
齋藤さん「木の瓜と書いてボケ、ピンクのお花がハナモモ」
Q.この黄色のお花は?
齋藤さん「これはレンギョウ、鮮やかな黄色が特徴です」

英語では「ゴールデンベル」と呼ばれ、鈴のような花びらを元気いっぱい開かせています。今が満開で、このさき1週間は楽しめそうだということです。続いては、齋藤さんもお気に入りだという場所へ…。

齋藤さん「ヒュウガミズキの間に薄いピンク、トウカイザクラという早咲きのサクラが満開状態」

その他にも、カンヒザクラやハクモクレンが見頃だといいます。10日は、平日にもかかわらず、県内外から多くの観光客が訪れ、色とりどりの花々が歓迎していました。

静岡県から来た人「きょう初めて来てすごくきれいだったので、いまちょっと写真を撮って。70代ともうじき80になる主人と2人でなんとか歩いています」
東京から来た人「こんなにすごいところだと思わなかったから、桃源郷だねって今話しながら、予定よりのんびりとじっくり見ていこうかと」

花案内人・齋藤義久さん「花の心を感じてほしいと(花見山公園を作った方が言っていた)。時間にゆとりを持ってきていただければと思います」

みなさんも「福島の桃源郷」花見山公園で、百花繚乱の春を感じてみてはいかがでしょうか。