住職が最近、日課にしている事が…

本住寺・大句哲正 住職「今日は何分咲きって、これは今日の分ですね。檀家の皆さん、結構遠方に避難で行っているので、せめて桜の写真ぐらいお届けしようかなと」
立派な花を咲かせてくれたしだれ桜を前に、住職は寺の再建に思いをめぐらせます。

本住寺・大句哲正 住職「檀家さんもね、桜はまたそのまんま咲いてくれたねっておっしゃってね。お寺もまた元の様にっておっしゃるんですよ。そういう再建への思いはあります。」
震災を乗り越え咲き誇る1本のしだれ桜は、復興へと歩み出そうとする人たちの心を後押しします。
【檀家(だんか)】寺に墓をもち、葬式や供養などをまかせ、お布施を払う人