青森県鶴田町の「ツル多はげます会」は、小学生たちに自慢の頭を使って交通安全を呼びかけました。

「おはようございます。“け”がなし。“け”がなし」

「ツル多はげます会」は毎年、春の交通安全運動にあわせて児童に「けががないように」と“け”のない会員たちが、町内の小学校で交通安全を呼びかけています。

10日朝は、会員たちが「交通安全」ののぼり旗を自慢の頭に立てて、登校した子どもたちに声掛けしました。子どもたちは、けがを防ぐ“ご利益”を求め、会員の頭をなで笑顔を見せていました。

1年生の児童
「髪がなくて頭が気持ちよかった」

ツル多はげます会 神成健吾さん
「雪がとけ、車が速く走行するので、車には十分気をつけて登校してほしい」

県内では、子どもたちの登下校時間帯の朝や夕方に交通事故が多くなっていて、「ツル多はげます会」は今後も交通安全を呼びかける活動を続けていきます。