料金回収への見解は?ETCのシステム障害について、中日本高速道路「NEXCO中日本」が謝罪です。

今月6日未明に起きたETCのシステム障害では、1都7県の17路線・106か所の料金所でETCレーンが使用不能に。各地で渋滞や事故が発生しました。このため「なぜもっと早くレーンを開放しなかったのか」といった声も上がりましたが、きょうの会見でNEXCO中日本は…。

(NEXCO中日本 縄田正 社長)
「何が起こっているのか分からないまま、対応を順次していたので判断が遅くなった。反省の材料だと思っている」

トラブル発生から38時間が経った、おととい午後2時ごろに仮復旧は完了しましたが…。

(NEXCO中日本 中井俊雄 保全企画本部長)
「真の原因は、まだ解明できていないので、本復旧の見通しは申し上げられない」

またトラブル発生中に料金所を通過した利用者は、通行料金をホームページから事後精算することになっていますが、この対応についても一部から疑問視されている点について。

(NEXCO中日本 佐々木拓次 営業管理担当部長)
「高速道路利用時に料金をとることは法律によって規定されているので、ご迷惑おかけして申し訳ないが支払いを求めたい」

サイバー攻撃の形跡などは確認されておらず、NEXCO中日本は引き続き原因究明を進めていくということです。