大分県内のレギュラーガソリン価格が再び190円を突破、過去3番目の高値となり、相次ぐ物価高にさらに追い打ちです。

(街頭で)「190円は少し高いですね。もう少し安くなってくれると助かるんですけど」「車に乗る機会が減りました。いい自転車を買ってなるべく自転車で移動しようと思います」「ガソリンの暫定税率が長い間、暫定のままなので、みんなでしっかり考えて欲しい」

資源エネルギー庁によりますと、7日時点で県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は前の週より0.9円上昇し、190.8円でした。

2023年9月以来、過去3番目となる高値です。軽油も同じく0.8円上がり、168.5円。ハイオクも0.7円上がって、201.7円でした。

ガソリン価格は石油元売り各社に対する国の補助金が去年12月から縮小され、高値傾向が続いています。

今後の見通しについて石油情報センターは「あすから卸売価格が下がるものの、小売価格の転嫁には時間がかかり、小幅な値動きが続く」としています。