必要な家庭に届けたい…しかし

店舗には2000着以上の制服がびっしりと並んでいます。
しかし、毛利さんは必要としている家庭に届けるにはまだまだ足りないといいます。
リユースショップさくらや富山店 毛利陽子さん
「県立と私立と入れてとなると、もう百何十校とあり、そこに男女とサイズで分かれてくると2000着以上あっても全く足りないんです」
課題は制服の回収です。
店の前には不要な制服をいつでも回収できるボックスが設置されています。
毛利さんの地道な活動もあり、回収に協力する企業も増えてきていますが、まだその数は十分とは言えません。

これからは、より一層学校や福祉団体などの協力が不可欠だと話します。
リユースショップさくらや富山店 毛利陽子さん
「私にできることがあればなと思ってやっているので、シングル(ひとり親家庭)の方を支援されている代表の人にも『ことしもよろしくお願いします』って。使命だと捉えて進むしかないところではあると思います」