海の安全と豊漁を祈り富山湾の新湊沖で4月19日に行われる「ボンボコ祭り」に向けて、舞やお囃子の練習が佳境を迎えています。

「ボンボコ祭り」は不漁や事故が起きた翌年に執り行われる祭りで、8日、富山県射水市の新湊漁協では、舞を披露するシロエビ漁師の縄井雅英さんら漁師や地域住民が祭りの練習に汗を流しました。
「ボンボコ祭り」は、沖に出た船の上で行われる神事で、釣り竿に見立てた弓を使って舞を奉納します。
ことしの「ボンボコ祭り」は、去年の能登半島地震の影響で富山湾のシロエビやベニズワイガニが記録的な不漁となったことを受けて、18年ぶりに行われます。
シロエビ漁師・縄井雅英さん:
「たくさんの方が本当に苦労されて大変な思いされているので、このボンボコ舞で、いいきっかけに向かう機会になればと思っています」
「ボンボコ祭り」は今月19日に本番を迎えます。