進化する「命を救う」技術開発
去年の能登半島地震の後には、検証のために試験飛行も行いました。
(テラ・ラボ 松浦孝英 社長)
「道路の状態を把握するということと、被災した場所の状態がどうなっているか、別の道路の状態を撮って帰ってくると、1回のフライトで重要な所の撮影ができる」

(テラ・ラボ 松浦孝英 社長)
「初期の道路状態をまず可視化するということと、デジタルデータ上でどこが通れる、通れないというのを早く共有できれば、救助する人たちの動きももっと変わってくる」

より広い範囲で調査をできるよう、1回の飛行で1000km続けて飛べることを目標に、現在、海外で飛行実験を重ねています。
(テラ・ラボ 松浦孝英 社長)
「南海トラフ巨大地震でいくと、拠点は名古屋空港だけでいいのか、例えば三重、和歌山、四国、九州の方にも影響する。多拠点化する中で、複数の同時運航ができるようなシステム。それを無人化できるとステップとしてより進んでいく」

いつ起こるか分からない災害や事故。命を救う技術開発が進んでいます。