今年3月、金沢市内で迷子になっていた男の子を保護した女子中学生4人に4月7日、金沢西警察署から感謝状が贈られました。

表彰を受けたのは金石中学校1年生の中野聖愛さん、石田千紗季さん、徳田栞奈さん、北本涼葉さんです。この日金石中学校の入学式を終えたばかりの4人は真新しい制服で感謝状贈呈式に出席しました。
4人は3月27日、金沢市金石本町で自転車に乗って泣いている6歳の男の子を発見。「どうしたの」と声をかけたところ男の子が「お母さんを見失った」と話したことから保護して近くにある金沢西警察署に送り届けました。その後保護者と連絡が取れ男の子は無事に家に帰ることができたということです。

金沢西警察署の宮永裕嗣 署長は贈呈式で「優しさ、正義感ある素晴らしい行動に感謝したい」と述べました。最初に男の子を発見した徳田さんは「声をかけようか迷ったが、『助ければよかった』と後悔したくなかった」と当時のことを振り返り、
4人は「今後も困っている人がいたら出来る限り助けてあげたい」と話していました。