■面会拒否でも訪問 被害男性の訴えに旧統一教会側が反論

一方、20日に会見を開いた旧統一教会。教会改革推進本部の勅使河原本部長は「推薦確認書」について関連団体から説明を受けていたと話しました。

旧統一教会 教会改革推進本部 勅使河原秀行 本部長
「政治家を応援するといった時に『私たちの思想や理念と一致している事をどうやって確認しているんですか』と(関連団体に)聞いた時にそういう説明を受けたんです」

ーー回答をどういう風に受け止めた?

勅使河原秀行 本部長
「見て?いいんじゃないと思いましたけど」

また、会見では元妻による高額献金などが原因で家庭が崩壊したと訴える高知県の橋田達夫さんについて言及。橋田さんは、勅使河原氏が面会を拒否するなか訪問し、「メディアに出ないでほしい」と発言したと訴えていました。 


ーー橋田さんは「マスコミに出ないでほしい」というような事を言われたと主張しているが?

勅使河原秀行 本部長
「言ってません。私はそんなこと思っていないので、そういうことは言いません」

ーー(訪問が)どのような影響を相手に与えるか考えられなかったか?

勅使河原秀行 本部長
「申し訳ありませんけど、私はそこに思い至りませんでした」


さらに、勅使河原氏は自らが証言を依頼したという橋田さんの元妻のビデオメッセージを上映。その中で元妻は「家庭が崩壊したのは教団のせいではない」と主張しました。

このことについて橋田さんに聞くと…

ーー(元)奥さんが出てきました。こういった教団のやり方についてどう思う?

元妻が入信 橋田達夫さん(64)
「卑劣、最低」

ーー「メディアに出るな」とは言っていないと

橋田達夫さん
「嘘、大嘘。『これ以上メディアに出てほしくない』と(勅使河原氏が)言った」


橋田さんは教団の対応に怒りを抑えきれない様子でした。