今年の春闘について連合大分は、1回目の集計結果を発表し、平均賃上げ額は1万8000円を超え、2014年以降最も高い水準となりました。
連合大分は3月末時点の春闘の妥結状況について、加盟する26組合の集計結果を発表しました。
それによりますと、定期昇給とベースアップを合わせた県内の平均賃上げ額は、1万8690円で去年の同じ時期と比べて2672円増えました。賃上げ率は6.10パーセントとなっていて、いずれも現在の集計方法となった2014年以降最も高い水準です。
また、組合員が300人未満の中小規模組合でも賃上げ額が1万4290円、賃上げ率は5.01パーセントと同じく最も高い水準となっています。
連合大分は「人手不足や物価高を背景に高い伸びとなった。まだ交渉が妥結していない組合についてもこの結果をいかしてほしい」としています。