宮崎県えびの市にある建物は、地元出身の男性が半世紀かけて建設してきた、その名も「森岡城」です。
この城を観光資源として活用しようと、高校生らが企画したデモツアーが開かれました。
地域活性化を目的に、飯野高校とえびの市観光協会が共同で企画したデモツアーには、県や市の観光協会の職員、それに、学校関係者などおよそ10人が参加しました。
ツアーでは飯野高校の生徒3人がガイド役を務め、えびの市出身の男性が建設した森岡城の庭園や茶室などを案内。
このあと、参加者たちは2つのグループに分かれ、男性は重さ20キロほどある甲冑姿に、女性は色鮮やかな和装姿に変身しました。
(参加者)
「城の雰囲気もそうですし、甲冑もそうだが、普段味わえない体験かなと思う。高校生のみなさんが真剣に勉強しているのが伝わってきて、聞いてて面白いなと思いながら見ていた」
(飯野高校3年 瀬戸本 莉空さん)
「森岡城がフォトスポットとして有名になって、結果、人がえびの市に集まって、消滅可能性自治体の脱却の一助になればなと思う」
えびの市観光協会は、このツアーを今月中に商品化し、国内だけでなく海外にも発信することにしています。
注目の記事
【旧網走監獄】雑居房の床下から謎の文章13枚が見つかる 服役囚が隠した理由と文章の中身…半世紀以上の時を経て明らかに、記述から探るリアルミステリー

「来熊」「来鹿」あなたは読める?意外と知らない九州・沖縄各県の「来訪・帰省」略語事情

ご存じ?「エアコン2027年問題」とは?国の省エネ基準の見直し 安いエアコンが市場からなくなる可能性が!?

「それならお前を殺す」中3の息子(15)は少年4人から暴行を受け命を奪われた 角材で殴られ、コンクリートの塊を投げつけられ「頭がでこぼこにへこんでた」【少年集団暴行事件・第1話/全4回】

【ヒグマ】焼却施設が限界 駆除数17倍で処理に追われる自治体が疲弊 1頭焼却に灯油100リットル 作業追いつかずに腐敗進み、埋めるケースも

「争奪戦になっている」1時間で完売のボンボンドロップシール 平成に流行ったシール交換が令和でもブーム









