地形を変えるほどの“津波”

南海トラフ沿いでは100年から150年ほどの間隔で巨大地震が起きていて、いまの地形は、約500年前の「明応地震」で作られました。

鎌倉時代の地図と、1498年の明応地震後の地図と比べてみると、当時は陸だった場所が分断されたのがわかります。

(名古屋大学 地域防災・都築充雄特任准教授)
「南海トラフ地震の津波というのは、相当な力を陸に作用させる」

地形が物語る、過去の南海トラフ巨大地震の津波の威力。再び同じような津波が押し寄せる恐れは、十分にあるといいます。

海沿いのバイパスを、浜松方面に走っていると…