きょう(20日)行われたプロ野球ドラフト会議で、浅野翔吾選手(高松商業高校)は、1巡目指名で巨人・阪神の2球団が指名で競合し、抽選の結果巨人が交渉権を獲得しました。

午後5時半過ぎから記者会見が行われ、30分間に渡って、浅野選手がプロへの思いを語りました。

■「巨人に1位指名されてほっとした」


- 今の気持ちは率直に

「昔から伝統のある読売ジャイアンツさんに1位指名されてとてもほっとしています」

-巨人と阪神2球団から指名、そのことについては

「昔からプロ野球選手を目指してやっていたんですけど、まさか競合するようになるとは思ってなかったので嬉しかったです」

-その中で巨人が交渉権を獲得。巨人の印象は?

「球界を代表するような選手がたくさんいる球団なので、本当にいろんな方にいろんなことを学びたいなと思ってます」

-そのプロでどんな選手になりたい

「僕は身長が小さいんですけど、それを言い訳することなく、身長の小さい選手に夢を与えるような選手になりたいと思います」

-自分の強み、アピールポイントは?

「バッティングはもちろんなんですけど、走攻守バランスの取れたっていうのが自分のアピールポイントだと思っています」

■小学生のころは「1位で指名される選手になれるとは思っていなかった」

-地元香川県への思いは?

「小学校の頃からたくさんの方に応援されながらここまで来れたので、少しでも早く1軍で活躍できるように頑張りたいと思います」

- いま実感は湧いていますか?

「湧いています。公表はしていただいてたんですけど、少し不安というのもあったので、実際きょうドラフト会議で、こうやって指名されて嬉しく思います。

- 今日1日どんな思いで過ごして、指名された瞬間は?

「いつも通り過ごしたんですけど、いつもよりか時間が経つのが早かったというか、楽しみにしていたというのがあったので、やっぱこうやって1位で指名されてよかったなと思います」


- 小学校3年で野球を始めたころからの、プロに入りたいいう夢がかなった

「ずっと目指してたんですけど、本当に1位になるような選手になれると思っていなかったので良かったです」

- 改めて地元の方への感謝の思いは?

「今年の夏も暑い中、香川県大会から甲子園までたくさんの方に応援していただいたので、本当に感謝の気持ちをまた伝えたいと思います」

- 長尾監督、浅野選手に対して一言お願いします。

(長尾監督)
「おめでとう。ここからがスタートなので、ここからはもう僕が教えることはもうほとんどないんですけども」

「いいスタートラインに立てるように、僕も全力で準備をするので、いいスタートラインに立って、本当の戦いはこれからある。どんなことがあってもくじけずね、名門の球団なのでその中でひときわ輝きるように頑張ってほしいと思います。頑張って」

「はい。やっとスタートラインに立てたと思うんで、これからしっかりと練習をして、本当に1日でも早く1軍の舞台でプレーができるように頑張っていきたいと思います」